項羽と劉邦ファンの興味をそそる史記講座で、歴史書を学ぼう! 2014/10/31
昨今のドラマや映画で、項羽と劉邦の時代への関心がまた高まる昨今。より深く知りたい人には、実践女子大学生涯学習センターの『中国古典講座「史記」』をおすすめしたい。11月からは「史記」中の圧巻である初代皇帝・高祖(=劉邦)の一代記「高祖本紀」を読む。実は、項羽側から書かれた「項羽本紀」のほうが、滅び行く者の悲哀を描いた名文として有名。「高祖本紀」では、世に知られる項羽目線の「鴻門の会」や「四面楚歌」が劉邦の目にどう映ったか、著者の司馬遷が勝者・劉邦をどう描写したのかが読み取れる。回ごとのテーマは、「劉邦の人となり」「呂雉との結婚」「赤帝の子、白帝の子を斬る」など、項羽と劉邦ファンには興味深い内容。秦漢時代の魅力をぜひ専門家から学ぼう。
実践女子大学生涯学習センターの文芸・教養講座
『中国古典講座「史記」―高祖本紀 そのⅠ―』
11月4日からの毎週火曜日 13:00~14:30(全7回)
受講料: 8,316 円
場所:実践女子大学生涯学習センター(東京都日野市大坂上4-1-1)
詳細、申込はHPで:http://www.syogai.jissen.ac.jp/products/detail.php?product_id=1010
講師は中国古代思想史の専門家で、
秦漢時代の哲学思想を研究対象とする
実践女子大学・影山輝國教授