後宮が舞台の中華歴史マンガ「天空の玉座」新刊が登場 2014/4/15
中国近世のとある架空王朝。皇太后が絶大な権力をふるう後宮に、庶民育ちの天真爛漫な少女・珊瑚が飛び込んだ。漫画「天空の玉座」は、彼女の波乱の宮廷生活を描くファンタジー巨編。ため息が出るほど美しい衣装と小物とハンサムで秀麗な美男子たち。その裏では、陰謀が渦巻き、邪魔者が次々と抹殺される。後宮物コミックというと恋愛色の強さが印象的だが、本作は、ドロドロした側面もガッツリ登場。明清、前漢などをおり交ぜた歴史上の人物をモデルに、リアティある設定で読み応えは十分だ。珊瑚の兄であり、男も名誉も過去も捨てた宦官・姫蓬萊。お飾りの皇帝でありながら、大きな計画を秘める病已。新刊第2巻では、彼らの秘密が明らかになる!
「天空の玉座」(著/青木朋)は、「ミステリーボニータ」誌(秋田書店)にて連載中。コミックス第1〜2巻は、ボニータコミックス(秋田書店)より463円(税込)で発売中。写真は4月16日発売の第2巻。
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