三国時代、倭が呉とも交流していた! 「魏志倭人伝」に載らない歴史を学ぼう 2014/3/27
中国三国時代の魏と倭の国・日本が交流していたのは、卑弥呼も登場する『魏志倭人伝』で周知される通り。ところが、実は、1920年代に神戸で呉でつくられた銅鏡が出土、近年の古代史研究と発掘成果から、倭が呉とも密接な関係を築いていたことが判明している。銅鏡の実物は戦後行方不明になったが、レプリカが奈良に残されているという。その詳細を語る講演会が、3月29日、東京豊島区で開催される。講師は、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館の学芸課長・今尾文昭氏。呉と朝貢するという選択肢があった中、卑弥呼はなぜ魏への朝貢を"選択"し、「親魏倭王」の称号を得ることに至ったのか? 3世紀の鏡が現代の我々に物語る、これまであまり知られなかった歴史を知ろう!
今尾文昭先生特別講演会
「倭にやって来た呉の鏡-『魏志倭人伝』に載らない3世紀-」
場所:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1/池袋駅東口下車徒歩7分)
日時:3月29日(土) 13:15~15:15(開場13:00)
資料代:1800円(事前払い)、2000円(当日払い)
問い合わせ:『トンボの眼』編集室℡045-846-9781