"謎多き軍師"陳宮の生涯を綴った小説「戯史三國志 我が糸は誰を操る」が登場 2011/6/15

0615.jpg 諸葛亮、司馬懿、郭嘉、陸遜、龐統など、「三国志」には知略で乱世を駆け抜けた名軍師が数多く登場する。その中でもひときわ異彩を放つ軍師・陳宮(ちんきゅう)にスポットを当てた歴史小説が発行された。昨年、第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞した新人作家・吉川永青の「戯史三國志 我が糸は誰を操る」だ。
ちなみに陳宮とは、曹操から友と呼ばれるほど親しい仲であったにも関わらず、これを裏切り、あの狂気の将・呂布に軍師として仕えたという謎多き人物。そんな陳宮を中心に、歴史の舞台裏を力強いタッチで描き出した本書を、どうぞお見逃しなく!

「戯史三國志 我が糸は誰を操る」
著:吉川永青/講談社
1785円(税込)で好評発売中!

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